「発毛」「育毛」「養毛」は、ホームケアで使うコスメティック製品から頭皮のケアのサロンまで広く使われいる言葉ですが、その中身はバラバラで統一されていません。
「発毛」「育毛」「養毛」などの言葉は、ドラッグストアなどで手軽に買える医薬部外品や化粧品でもよく使われますが、あまり明確な定義はなく、それぞれの境界も定かではありません。一般的には頭皮の皮脂を取り除いたり、頭皮の血行をよくすることを目的とした塗布剤などが「育毛剤」や「養毛剤」といわれ、さらに積極的に髪の毛を生やすことを目的とした民間療法が「発毛促進」などという言葉を使っています。
医師の立場からいえば、進行性の男性型脱毛症が発症している場合、これらの方法では毛をつくるのをやめた毛包から、ふたたび毛が生えてくることはありません。市販の育毛剤や発毛サロンのケアは毛包への直接的な作用はなく、脱毛の進行を遅くすることはできても、円形脱毛症でもない限り、いったん抜けて毛球部が退縮したところに毛髪が新たに生えるという科学的根拠はありません。
★明確な違いがはっきりしない「発毛」「育毛」「養毛」
★代表的な育毛コース例
【クレンジング(シャンプーも含む)】
普段のシャンプーでは落としきれない頭皮の皮脂を取り除く。スチームで毛穴を開かせる場合も。
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【リンス・トリートメントなど】
髪の毛表面のキューティクルにはたらきかけて髪の毛の油分を補う。
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【頭皮マッサージ】
頭皮の血行を促進するマッサージを行なう。シャンプーや育毛剤の塗布と同時進行する場合も。
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【育毛剤塗布】
皮脂がとれて毛穴が開き、入りやすくなった状態の頭皮に育毛剤を塗布。
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【各社独自の施術】
微弱電気や温熱・冷却効果のあるツールで頭皮を刺激。血行を促進し、頭皮をリフレッシュさせる。
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【セット】
ヘアスタイルを整える。同時に髪や頭皮に栄養を与える塗布剤を使う場合も。
※頭皮を清潔に保ち、マッサージでリラックスするのはよいこと。しかし頭皮ケアにAGAの進行を止める効果は期待できない。