遺伝で親から子へ伝わる体質はAGAに大きな関わりがありますが、かならず発症するかどうかはまた別の問題です。
おじいちゃんやお父さんが薄毛だから自分も薄毛になる。という考え方は、当たっている部分もあり、間違っている部分もあります。たしかに「ハゲやすい体質」は親から子へ伝わります。その体質は優性遺伝だということもわかっていて、女親からの遺伝が影響する、つまり母方の祖父からその体質を引き継ぐともいわれています。ただ、その体質がAGAとして発症するかというと、かならずしもそうとはいえないのです。
脱毛は遺伝子にプログラムされているという説があります。すべての人ががん遺伝子をもっていて、何かのきっかけでがん抑制遺伝子のブレーキがはずれると細胞のがん化がはじまるように、脱毛も、加齢やストレスなどが誘因となってスイッチが入って発症するという説です。これをひとつの前提としても、AGAはいくつもの誘因がからみあって起こるものなのです。
■脱毛プログラム説
すべての人の遺伝子中に「脱毛」が組み込まれて、加齢、生活習慣などのきっかけでスイッチが入ると、進行がはじまるという説が有力となっている。